直腸指診・肛門直腸鏡検査
直腸指診や直腸鏡検査は便潜血反応検査で陽性と出たり、
自分で便の中に血が混ざっているのを見つけたり、
なんだかおかしいなと思ったときにやる検査です。
直腸指診は、ゴム手袋をした医師が麻酔ゼリーをつけて、
肛門に指を入れて行う検査です。
だいたい肛門から10センチくらいの範囲が見れます。
痛そう。。。と思いますが、あまり痛くないので大丈夫です。
こんな簡単な検査ですが、とっても重要な検査で、
直腸がんの場合は約80%が直腸指診で見つかるそうです。
しかも、直腸だけじゃなくて、
子宮、卵巣、前立腺、膀胱などの異常まで検査できるんですよ!
また指のかわりに肛門直腸鏡を使っての検査もあります。
長さ10センチくらいの筒状の肛門鏡を入れて
検査をします。
この検査では、直腸からS状結腸の下の部分の
約30ー40センチ位の範囲を診察できます。
この検査でも、がん以外のこのも調べることができます。
便潜血反応検査で、陽性が出た場合や、
自分で何かおかしいと思って病院に行った時にする検査ですが、
腸の中を見るので、検査の前に準備することもあります。
座薬や浣腸などで腸をキレイにしなくてはいけないんですね。
この検査、自分でもできなくはないです。
お風呂で指に石鹸をつけて自分で検査するらしいのですが。。。
でもやっぱりなかなか難しいと思うので、
やっぱり気になることがある場合には病院にいって検査をしましょう。