便潜血反応検査
大腸がんの検査で最も簡単な方法がこの便潜血反応検査です。
専用の容器に便をほんの少しとって、
便の中に血が混ざっていないかを検査します。
早期の大腸がんは盛り上がっているものも多くて、
消化されたものが腸を通るときに、それがひっかかって
傷をつくることが多いそうです。
その出血が自分でも分からないぐらいであっても、
その検査で出血していれば反応が出ます。
この検査は自宅でやって、自治体や業者に送って検査もできますし、
簡単で痛みもなくすることができます。
人間ドッグや集団検診でもよく使われています。
以前は、検査前に食事制限などをしなくてはいけなかったそうですが
今はそんなこともないようです。
専門の業者に送っても2000円程でできるので、
定期的に受けるといいですね(^^)
でも、この検査には、ちょっと問題点もあるようです。
この検査では、大きな大腸がんでも反応が出ないことも
あるそうです。
出血していなかったりなど、20%くらいは反応しないそうです。
また、大腸がんの前の大腸ポリープだと、反応がでにくく、
1センチ以下のポリープだとほとんどが反応しないそうです。
それから、この検査は、便に血が混ざっているかを調べるので、
例えば大腸からの出血ではなくて、
その他のところで出血していても反応するそうです。
でも、もし大腸からの出血ではなくても、
他のところで何か異常があるかもしれないとわかるので、
まったく意味ないものではないと思いますが。。。
出血など、はっきりと異常が出ている場合は、
この検査ではなく、内視鏡などもっと精密な検査を受けた方がいいです。
でも、定期的に自分の体の様子を診断するのには、
簡単でもあるので、やったほうがいいですね!!