直腸がんの症状
直腸がんは、大腸の中でも出口の近くにできるがんです。
なので、体の奥の方にできる結腸がんより、
比較的症状もでやすいです。
初期の直腸がんだと、まず、出血があります。
この出血、便と一緒に出る場合もあれば、
血だけが出る場合もあります。
血自体は、ほとんどが鮮血に近い血です。
出血しても、別に痛みはないので、
痔と間違える人が多いそうです。
そのため、放っておいてしまい、
発見が遅くなってしまう場合もあります。
血が、粘液と混じっている場合はすぐにお医者さんにいきましょう。
膿と混じって、また臭いも強くなってきてしまいます。
こうなると、大腸がんの可能性大です。
その他の症状は、強い便意、下痢、
腫瘍が大きくなると便が細くなったりします。
直腸にがんがある場合、実際は便ができっているのに、
その腫瘍があるため、なんとなくまだ残っているような感じがします。
さらに進行すると、肛門やお尻の奥の方に痛みが出てきます。
ここまできてしまうと、初期のがんとは言えなくなってしまいます。
直腸がんは、比較的症状が出やすいといっても、
痔など、他の病気と間違いやすい症状も多いです。
特に若い人、便秘を軽くみていたり、出血していても、
気にしない人、要注意です。
大腸がんは20代の人にだって、その危険性はあるんです。
少しでも様子がおかしいと思ったら、
早めに医師に相談しましょう。